秋も深まり始める頃、そろそろ冬キャンプが楽しめそうだなぁ――
仕事をしながら、そんなことを思っていたとき、電話が鳴った。

妹からだ。珍しい。こんな昼間に電話してくるなんて。

渋々、電話を取る。すると、いつもとは少し違う雰囲気の妹の声が聞こえた。

妹「兄ちゃん聞いて。お母さんが緊急入院して、心臓が悪くて緊急手術を受けたらしい」

私「???? えっ、どういうこと?」

妹「母さんの話だと、朝、胸が痛くて病院に電話したんだけど、病院専属の救急車は出せないから、自分で救急車を呼んで連れてきてもらってくださいって言われたらしいの。
でも母さん、どこか遠くの病院に運ばれたら困るって言って、タクシーを呼んで、まだ開いていない病院の前で待ってたらしい。
ちょうど先生が出勤してきて、そのまま中に入って、緊急手術を受けたらしいよ。
あ、先生に呼ばれたから一回切るね、ガチャ」

とりあえず、母さんが心臓の痛みを訴え、病院に駆け込み、緊急手術になったことは理解した。

とにかく母さんのところへ行かねば。

だが、会社員である私は時間帯責任者で、その場を離れられない。
どうする? どうしたらいい?
長考しても始まらない。今できることは何だ……。

そうだ、準社員がいた。
彼はもうすぐ出社してくるはずだ。彼なら時間帯責任者も任せられる。

上司に電話を入れ、母親が緊急手術をしたこと、準社員が出社したらすぐ退勤したい旨を伝え、了承を得た。
準社員が来たところで、私は会社を出た。

病院までは、高速で50分。
下道なら1時間20分。

とにかく早く行かなければならない状況だ。迷わず高速を選び、車を走らせた。

電車のほうが早いのはわかっている。
だが、入院に必要なものがあれば運ぶことも考慮した選択だった。

そして高速を降りたところで、妹から衝撃の電話が入った。

妹「母さんが、お兄ちゃんは見舞いに来ないで!って言ってる」

ガーン。

私「なんじゃそりゃ!」

妹「2人部屋に入院してるんだけど、隣がうるさいから今日は来ないで、だって」

……ああ、萎えた。
自分の病気より隣に気遣いかよ。
ってことは、それほど深刻な状態ではないんだな。なら、まぁいいか。

私「じゃあ、君がわかる範囲で状況を教えてよ。」

まとめると――

朝、胸の痛みがひどくなり、病院の救急車をお願いするも出してもらえず、「通常の救急車を手配してください」と言われた。
しかし、見知らぬ病院へ運ばれるのが嫌で、タクシーでかかりつけの病院へ向かった。

まだ開いていなかったため、入り口でうずくまっていると、出勤してきた先生に声をかけられ、そのまま院内へ。
状況から緊急オペが必要と判断され、即手術となったようだ。

原因は心臓疾患。
「心筋梗塞・動脈弁膜症・血管狭窄」で、いつ心臓が止まってもおかしくない状態だったらしい。

その病院では血管狭窄の手術までしか対応できないため、血流確保のためのステント術で血管狭窄を治療。
これ以上の処置は大学病院へ転院する必要があり、それまで完全看護で様子を見るとのことだった。

なるほど。血流はある程度保たれ、大学病院への“つなぎ”としての入院か。

実は、予感はあった。

前月から胸の違和感を感じていた母は、かかりつけ医の訪問診療を受けていた。
そこで別の薬を処方され、様子を見ることになっていた。

一か月後の再診でも大きな改善が見られず、「もう少し様子を見る」ということで合意していたらしい。
入院する3日前のことだ。

母さんから「今は会いたくない」とも言われていたので、そのままにしていたが――
思った以上に、状態は悪かったようだ。

妹からはさらに重度の糖尿病であることを知らされた。ここで私は疑問を持つことになる。母親の掛かりつけに電話をし、現状の母親の件を話先生にも場合によっては病院を紹介していただくかもしれない事、長い間診ていただいた感謝と復帰した際には以前のようにお願いしますと挨拶をし、正直に違和感を伝えた。

私「ところで先生。私の母親は重度の糖尿と診断されたのですが先生の診療中その状況はありましたか?また糖尿でした?」

先生「私のカルテには糖尿の気はありましたが、薬でコントロールできていたと思いますよ。最近のデータを見ても重度の糖尿は見られないですね。心臓の血流が弱まったことで精神的に血糖値が上がることがあるのでそれじゃないかなぁ」

なるほどそれなら合点がいくそして次の日母の見舞に行くことになる。

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初めまして「まさまさ」です。20年間パチンコ店で働くおじさんです。パチンコ」はあまりしなくなりましたが、それでもこの業界が好き働いています。年齢を重ね更新の指導の復習を兼ねて職業としてのパチンコ店を紹介したいと思っております。